お小遣いをもらったときや、ほしいものを買うためにお金を使ったとき、みなさんはそれを記録に残していますか。
お金を上手にやりくりする方法の1つとして、お金の記録を「お小遣い帳につける」ことがあげられます。つけたことがある人は分かると思いますが、慣れるまでちょっとめんどうに感じるかもしれません。
では、みなさんがお小遣い帳をつけるメリットはなんでしょうか。主なものをあげると次の3つです。
お金のムダ遣いが減らせる。
お小遣い帳につけた記録を見返せば、毎月自分が何にいくらお金を使ったのかがパッとひとめで分かります。アイスや炭酸ジュースなどの「ウォンツ」にあたるものを多く買っていることが分かれば、それを減らす努力もできます。
目標に向けたお金の積み立てができる。
たとえば「ギターを買うためにお金を貯めよう!」と目標を立てたら、その分の金額をお小遣いから貯めていく必要があります。
お小遣い帳では、毎月コツコツお金が積み立てられていく楽しさもあり、お金を使いたい誘惑に負けずしっかりとお金を貯めることができます。
計画的なお金の使い方が身につく。
お小遣い帳をつけていく中で、ムダ遣いや買い物の失敗を反省することがあるかもしれません。失敗と反省を重ねながら、お金を計画的に使う力が身につきます。
お小遣い帳をつけてお金のやりくりをすることは、自分の意思や心をコントロールすることでもあります。
また、「お小遣いは家計の始まり」ともいえます。お小遣い帳をつけ続けていくことで、将来もきっと計画的でかしこいお金の管理ができるようになります。